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任意後見契約の重要性とそのメリット

  • 執筆者の写真: Koji TOMITA
    Koji TOMITA
  • 6月26日
  • 読了時間: 5分

更新日:2 日前

任意後見契約とは何か


任意後見契約とは、将来自分の判断能力が低下したときに備えて、あらかじめ信頼できる人(任意後見受任者)に自分の生活や財産の管理を任せる契約のことです。これは、本人がまだ判断能力があるうちに、公正証書で契約を結びます。この契約の特徴は、本人の意思を尊重しながら、必要な時に任意後見人がサポートを開始できる点にあります。


判断能力が十分なうちは、本人が自分で生活や財産の管理を行い、判断能力が不十分になった段階で、家庭裁判所が選任する任意後見監督人のもとで任意後見人が事務を開始する仕組みです。任意後見契約は、成年後見制度のうち、本人の意思に基づく契約型の制度です。契約の効力が発生した後は、家庭裁判所が選任する任意後見監督人が任意後見人の事務をチェックします。この三者のしくみにより、ご本人の権利が守られ、安心して生活を送ることができます。




任意後見契約のメリットと注意点


本人の意思を尊重できる


判断能力があるうちに自分の希望を伝え、親族や信頼できる人、専門家に任せることができます。


柔軟なサポートが可能


生活全般や財産管理、介護サービスの契約手続きなど、本人の状況に応じて任意後見人が対応します(なお、任意後見人は医療行為への同意権を持ちません)。


任意後見監督人によるチェックがあるため安心


任意後見人の事務は、家庭裁判所が選任する任意後見監督人によってチェックされます。これにより、不適切な財産管理などのリスクを抑えることができます。


一方で、注意すべき点もあります。


契約内容の明確化が必要


どのようなサポートを希望するか具体的に話し合い、契約書に反映させることが大切です。


信頼できる受任者の選定が重要


任意後見受任者(将来の任意後見人)は本人の生活に深く関わるため、親族など信頼できる人物や専門家を選ぶことが求められます。


契約後も定期的な見直しが望ましい


状況の変化に応じて契約内容を更新再契約し、適切なサポートを維持しましょう。


任意後見契約のカギ「任意後見監督人」とは


任意後見契約を理解するうえで、最も大切なポイントの一つが「任意後見監督人」の存在です。


契約を結んだだけでは効力は始まりません


任意後見契約は、公正証書で締結しても、その時点ではまだ効力が発生していません。ご本人の判断能力が不十分になった段階で、家庭裁判所が「任意後見監督人」を選任して初めて契約の効力が生じ、任意後見受任者が「任意後見人」として活動を開始します。


任意後見監督人の役割


任意後見監督人は、任意後見人がご本人のために適切に事務を行っているかを継続的にチェックし、定期的に家庭裁判所へ報告する役割を担います。任意後見人と監督人、そして家庭裁判所という三者のしくみによって、ご本人の財産と生活が守られる仕組みになっています。


誰が、いつ申し立てるのか


任意後見監督人の選任は、ご本人・配偶者・四親等内の親族、または任意後見受任者が、ご本人の住所地を管轄する家庭裁判所に申し立てて行います。ご本人以外が申し立てる場合は、原則としてご本人の同意が必要です。


誰が監督人になるのか


任意後見監督人には、行政書士をはじめ、ご家族以外の第三者の専門職が選ばれるのが一般的です。中立的な立場から任意後見人をチェックする役割のため、ご家族や受任者と利害関係がない方が選ばれます。


監督人への報酬


任意後見監督人には、家庭裁判所が決定する報酬が、ご本人の財産から支払われます。任意後見契約を検討される際は、この点もあらかじめ理解しておくことが大切です。

※改正新法が成立し、2年半後に施行される予定でより使いやすくなります。


当事務所のサポートとは


当事務所では、相続や終活に関する悩みを抱える方々に向けて、任意後見契約に関するご相談や契約書(原案)作成のサポートを行っています。地域に根ざしつつオンラインも活用しているため、遠方の方でも気軽に相談が可能です。


  • 任意後見契約の内容についてのご相談・ご説明

  • 任意後見契約書(原案)の作成

  • 公証役場との打合せ・日程調整など、公正証書化に向けたサポート

  • 契約締結後のご相談、内容の見直しに関するサポート

  • 任意後見人への就任や選定支援

  • 任意後見監督人選任の申し立てなど、家庭裁判所での手続きが必要となった際の、専門有資格者のご紹介と連携


これらのサービスを利用することで、初めての方でも安心して任意後見契約の準備を進めることができます。


皆様のご安心と「相続ミライ計画」をご提供


任意後見契約は、将来の不安を減らし、自分らしい生活を守るための大切な手段です。契約の効力が発生した際に、誰がどのように自分の生活を支えてくれるのかが明確になることで、ご家族も安心でき、無用なトラブルを避けることができます。また、任意後見契約は一度結んだら終わりではなく、状況に応じて見直しが可能です。定期的に専門家と相談しながら、最適なサポート体制を維持していくことが望ましいでしょう。


任意後見契約のサポートを検討される際は、まずは信頼できる専門家にご相談ください。当事務所のように、地域に根ざしつつオンラインも活用している事務所なら、気軽に相談できる環境が整っています。将来の安心を手に入れるために、早めの準備を心がけてください。私たちも、皆さまが安心してミライを迎えられるよう、全力でサポートいたします。任意後見契約は、あなたの大切な生活と意思を守るための大切な一歩です。ぜひ、私たち専門家の力を借りて、安心できる任意後見契約を活用した「相続ミライ計画」づくりを始めてみてはいかがでしょうか。

 
 
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